「春の祭典」の演奏

ピエール・ブーレーズ/シュトゥットガルト放送交響楽団(1979)
CD−R(LANNE LHC−7100)

1.ストラヴィンスキー/バレエ「春の祭典」
2.ブーレーズ/エクラ・ミュルティプル(1965〜71)

  ピエール・ブーレーズ指揮
    シュトゥットガルト放送交響楽団
   録音 1979年11月30日
       ベートーヴェンホール・ライヴ

 ブーレーズがシュトゥットガルト放送交響楽団を指揮した貴重なライヴ録音です。
 「春の祭典」は冒頭から緊張感に満ちた演奏で、「春のきざし」から「誘拐」の管楽器の見事な響き、打楽器の迫力ホルンの強奏、「春のロンド」の打楽器のど迫力など、さすがにブーレーズは凄いです。
 第2部ではやはり「いけにえの賛美」が聞き物です。スピード感、パーカッションの鳴らし方、管楽器の強奏など抜群です。「祖先も呼び出し」のティンパニの強打にも圧倒されます。「いけにえの踊り〜選ばれた乙女」の強烈な演奏も凄いです。終結部の圧倒的な響きはホールの聴衆も感動でしょう。最後の一打が凄い。なお、このディスクは「春の祭典」が1トラックになっています。
 ブーレーズの「エクラ・ミュルティプル」はピアノに始まるかなり過激な作品です。パーカッションが活躍します。


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