チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲の演奏

ナタン・ミルシテイン(1953)
CD(RCA BVCC−37348)

ミルシテイン/ヴァイオリン協奏曲集
1.チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲
                ニ長調Op35
2.ドヴォルザーク/ヴァイオリン協奏曲
                イ短調Op53

  ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン)
  シャルル・ミュンシュ指揮
    ボストン交響楽団(1)
  アンタル・ドラティ指揮
    ミネアポリス交響楽団(2)
   録音 1953年3月29日(1)
       1951年3月4日(2)

 ミルシテインがアメリカにわたりRCAに移籍した最初の録音がドラティとのドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲でした。ミルシテインはその後キャピトルに移籍してドヴォルザークとグラズノフの協奏曲をステレオ録音したため、このモノラル録音は50年間CD化されることなく埋もれていました。ドラティとの共演でみせた魅力あるタッチはその後のステレオ録音に負けない魅力があります。
 ミュンシュとの共演で録音されたチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は気迫に満ちたミュンシュの指揮と緊張感漂うヴァイオリンが見事な演奏を生んでいます。こちらも初のCD化でした。


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