メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲の演奏

ヨーゼフ・シゲティ(1933)
CD(OPUS蔵 OPK2024)

ヨーゼフ・シゲティ名演集
1.メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲
                 ホ短調Op64
2.ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op77
         (カデンツァ:ヨアヒム)

  ヨーゼフ・シゲティ(ヴァイオリン)
  サー・トーマス・ビーチャム指揮
    ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
  サー・ハミルトン・ハーティ指揮
    ハルレ管弦楽団(2)
  1933年録音(1)
  1928年12月3〜5日録音(2)

 シゲティのメンデルスゾーンは録音が珍しくこの録音は古いながらも実にロマンティックでシゲティの魅力あふれる演奏です。またブラームスは初録音であり1928年のSPでした。この演奏は伴奏が「水上の音楽」の組曲で知られたハミルトン・ハーティの指揮でした。60年前の電気録音ですが、状態が大変よくて驚くほど音質がきれいです。それだけにシゲティの若々しい演奏が魅力的です。まだ晩年ほどボーイングの特徴的な演奏ではなく気迫に満ちた素晴らしい演奏です。オーパスならではのダイナミックレンジの広いCDです。


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