
シベリウス/ヴァイオリン協奏曲の演奏
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CD(EMI TOCE-8314)
1.シベリウス/ヴァイオリン協奏曲
ニ短調Op47
2.ショーソン/ヴァイオリンと管弦楽のための
ポエムOp25
ナージャ・サレルノ=ソネンバーグ(ヴァイオリン)
マイケル=ティルソン・トーマス指揮
ロンドン交響楽団
録音 1993年5月
ナージャ・サレルノ=ソネンバーグはローマ生まれですが、8歳でアメリカに渡りジュリアード音楽院で学んだヴァイオリニストです。
シベリウスのヴァイオリン協奏曲は冒頭、微弱音から徐々に音量を上げてきますので思わず耳をそばだててしまいます。オーケストラは良い響きで盛り上がってきます。中間部の重音ソロのあとにオーケストラの圧倒的なクライマックスがあります。続くカデンツァは力の入る演奏です。ゆったりと感情をこめて弾いています。後半はオーケストラに支えられてヴァイオリンをしっかりと響かせています。第2楽章はオーケストラとのバランスもよくヴァイオリンがよく響いています。ティルソン=トーマスのサポートも素晴らしいものです。第3楽章は冒頭の弾むようなヴァイオリンが力強く響きます。オーケストラの間奏のあとのヴァイオリン・ソロは厚い響きが美しく奏でられています。後半はオーケストラに支えられながら重音を響かせていて力がこもってきます。いかに難しい曲なのかもよくわかります。コーダもまた素晴らしい。
ショーソンの「ポエム」は力みのないヴァイオリンで情感豊かに演奏しています。後半ハープが加わるとロマンティックな響きになります。 |
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