
シベリウス/ヴァイオリン協奏曲の演奏
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CD(DGG POCG−1941)
1..シベリウス/ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op47
2. 〃 /2つのセレナーデOp69
1)第1番ニ長調Op69−1
2)第2番ト短調Op69−2
3. 〃 /ユーモレスク第1番ニ短調Op87−1
アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)
アンドレ・プレヴィン指揮
ドレスデン・シュターツカペレ
録音 1995年5月
ムターのシベリウスはこれが初録音でした。ヴァイオリン協奏曲ニ短調は第1楽章冒頭で弱音から徐々に盛り上げていくところが緊張感のある素晴らしい演奏です。ソロの気迫に満ちた演奏も見事なものです。そして重音の力強い響きにもまた圧倒されます。重音のソロはバランスが難しいですがムターのテクニックは素晴らしいものです。カデンツァもまたよく響く見事な演奏です。よく研究されたカデンツァでムターならではの表現が素晴らしい、聞き惚れてしまいます。後半の演奏もまた力のこもった演奏です、第2楽章のアダージョ・ディ・モルトはヴァイオリン・ソロの抒情的な響きと、劇的な響きの中間部が聴きどころです。ヴァイオリンとオーケストラが力強く響きます。第3楽章は弾むようなヴァイオリンが素晴らしい響きです。オーケストラの厚い響きと共にヴァイオリンの力強い演奏が圧倒的です。プレヴィンのサポートも見事なものです。
2つのセレナーデから第1番ニ長調はアンダンテ・アッサイ、穏やかなテンポで歌われます。ヴァイオリン協奏曲の続きのようにも感じられるほどシベリウス独特の響きがあります。
セレナード第2番ト短調はレント・アッサイ、このセレナードはこれだけでも魅力のある小品です。メロディには物語さえ感じられます。
ユーモレスク(フモレスケ)第1番ニ短調は6曲あるユーモレスクの中の1曲です。穏やかな序奏と華やかなヴァイオリンが響く小品です。ムターのお得意な小品かと思えるほどのりにのっています。 |
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