その他のヴァイオリン協奏曲の演奏

オトマール・シェック/ヴァイオリン協奏曲/シュテフィ・ガイヤー(1947)
CD(Jeklin Edition JD715−2)

オトマール・シェック/協奏曲集
1.ヴァイオリン協奏曲変ロ長調Op21
2.ホルン協奏曲ニ短調Op65

  シュテフィ・ガイヤー(ヴァイオリン)(1)
  デニス・ブレイン(ホルン)(2)
  フォルクマール・アンドレア指揮
    チューリヒ・トーンハレ管弦楽団(1)
  パウル・ザッヒャー指揮
    チューリヒ・コレギウム・ムジクム(2)
   録音 1947年2月6日(1)
       1956年5月4日(2)

 オトマール・シェックはヴァイオリン協奏曲を1曲作曲しています。この作品は「コンチェルト・クワジ・ウナ・ファンタジア」としてハンガリーの女流ヴァイオリニスト、シュテフィ・ガイヤーのために書かれたものです。この録音はそのシュテフィ・ガイヤーによる演奏です。しっとりとしたヴァイオリンの響きが素晴らしい。
 ホルン協奏曲は1951年に作曲されており、初演はハンス・ウィルのホルン、デザルツェンスの指揮ヴィンタートゥール・シティ・オーケストラによって行われています。ブレインの演奏はシェックの70歳の誕生日を記念して行われたものでした。このブレインの演奏によって世に認められたのではないでしょうか。大変美しい演奏です。 


トップへ
戻る
前へ
次へ