
その他のヴァイオリン協奏曲の演奏
オトマール・シェック/ヴァイオリン協奏曲/エミー・ヴェルヘイ(1991) |
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CD(MGB CD6117)
オトマール・シェック/協奏曲集
1.ヴァイオリン協奏曲変ロ長調Op21
2.ホルン協奏曲ニ短調Op65
エミー・ヴェルヘイ(ヴァイオリン)(1)
ブルーノ・シュナイダー(ホルン)(2)
ジェルジ・マクシミウク指揮
BBCスコットランド交響楽団(1)
ティエリー・フィッシャー指揮
ジュネーヴ室内管弦楽団(2)
録音 1991年2月16日(1)
1993年4月23日(2)
スイスの作曲家オトマール・シェックの協奏曲です。ヴァイオリン協奏曲はハンガリーの女流シュテフィ・ゲイヤーのために作曲されたのですが、初演はチューリヒでウィレム・ド・ベールが行っています。3つの楽章からなり「幻想曲風」の副題があります。曲はロマンティックな主題が流れてヴァイオリンの美しさを聞ける作品です。ヴェルヘイの演奏は素晴らしいものです。
ホルン協奏曲は1951年に作曲され20世紀の代表的なホルン協奏曲のひとつです。シュナイダーはこの作品を2度録音しておりこれが最初の録音でした。1995年に再録音していますが、このスイスでの録音は滑らかで美しいホルンを縦横に吹いており抜群の出来といえましょう。第3楽章のロンドのきれいなレガートとタンギングの見事な演奏は聴きどころです。この協奏曲の録音は多くはありませんが、この演奏は流麗なことではダントツといって良いでしょう。 |
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