
ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番の演奏
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CD(EMI CZS 7 67310 2)3枚組
メニューイン/ヴァイオリン協奏曲・名曲集
CD1
1.バッハ/2つのヴァイオリンのための
協奏曲ニ短調BWV1043
2.モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第3番
ト長調K216
3.モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第5番
イ長調K219「トルコ風」
クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)(1)
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン&指揮)(1〜3)
バース音楽祭管弦楽団
録音 1958年10月&1959年7月(1)
1961年6月14日(2)
1961年7月26日(3)
CD2
1.ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲ニ長調
(カデンツァ:クライスラー)
2.メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲ホ短調
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
コンスタンチン・シルヴェストリ指揮
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
エフレム・クルツ指揮
フィルハーモニア管弦楽団(2)
録音 1960年2月5〜7日録音(1)
1958年4月30日録音(2)
CD3
1.ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op77
(カデンツァ:クライスラー)
2.ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番
ト短調Op26
ユーディ・メニューイン(ヴァイオリン)
ルドルフ・ケンペ指揮
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
ワルター・ジュスキント指揮
フィルハーモニア管弦楽団(2)
録音 1957年9月6&7日(1)
1956年9月12日(2)
このアルバムはユーディ・メニューインのヴァイオリン協奏曲名曲集です。
CD1
バッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲ではフェラスとの共演です。メニューインは指揮も兼ねた演奏です。2人の息の合った演奏は素晴らしいものです。3つの楽章共に素晴らしい演奏です。
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第3番はバース音楽祭管弦楽団を指揮しながらの演奏です。メニューインのモーツァルトはきれいな演奏が聴かれます。この録音ではカデンツァは3つの楽章共にフランコ作のものを演奏していました。第3楽章のロンドはきれいな演奏です。
モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番もメニューインの指揮とヴァイオリン演奏です。この作品は第1楽章の冒頭から勢いのある演奏です。ホルンもよく響きます。ヴァイオリンのソロはゆったり始まって間もなく生き生きとした活気のある主題になります。これはモーツァルトの名曲です。カデンツァはメニューインの自作です。第2楽章のアダ−ジョはモーツァルト独特の美しさがあります。ここもメニューインのカデンツァです。第3楽章のロンドは「トルコ風」の副題がついたトルコ風の行進曲が途中に入る楽しい作品です。演奏も素晴らしいものです。
CD2
ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲はシルヴェストリとの共演です。第1楽章は序奏から重厚な響きをウィーン・フィルが出しています。メニューインのヴァイオリンは艶のある響きで見事な演奏です。展開部から再現部の透明感のある響きも素晴らしいです。カデンツァはクライスラーのものを弾いています。これも見事な演奏です。第2楽章はラルゲット、ホルンに続いてヴァイオリンのソロが入ります。クラリネットとの対話もきれいな響きです。中間部の重厚な響きも良い演奏です。コーダのカデンツァも素晴らしい演奏です。第3楽章の軽快なヴァイオリンと重厚なオーケストラの響きが素晴らしい。提示部ではホルンの明るい響きもきれいです。展開部もきれいな演奏でファゴットの響きも美しいものです。カデンツァはこちらも素晴らしい響きで感動ものです。この演奏もやはり名演です。
メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲はクルツとの共演です。第1楽章のさわやかなヴァイオリンに始まるこの協奏曲はきれいな作品です。メニューインの演奏には感動です。展開部の厚い響き、そしてカデンツァは絶品の演奏です。第2楽章のヴァイオリンとオーケストラの調和のとれた響きは中間部も見事なものです。第3楽章の冒頭では管楽器とヴァイオリンが主題を演奏するところはきれいです。メニューインのヴァイオリンも生々しい音が聞こえます。この楽章もオーケストラの響きが美しいです。素晴らしい演奏です。
CD3
ブラームスのヴァイオリン協奏曲はケンペとの共演です。第1楽章のアレグロ・ノン・トロッポはケンペの引き出すブラームスの響きの良さ、その上にメニューインのヴァイオリンが乗ってきます。テンポの変化を見せながらも主題の美しさを際立たせる素晴らしい演奏です。クライスラーのカデンツァが素晴らしく、この曲に対する思い入れの深さが感じられます。無伴奏のヴァイオリン作品にように長いカデンツァで見事な演奏です。コーダも美しい演奏です。第2楽章は序奏のオーボエのソロが美しく、管楽器の和音と共に見事な演奏になっています。ヴァイオリンが入るとホルンがきれいに響くこの協奏曲は魅力的です。メニューインのヴァイオリンの美音が素晴らしいです。第3楽章は力強い響きのヴァイオリンに始まって、オーケストラもよい響きです。メニューインのヴァイオリンの素晴らしい響き、見事な演奏です。
ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番はジュスキントとの共演です。序奏のあとに歌われるヴァイオリンのソロがきれいです。レガートでたっぷりと歌うヴァイオリンは素晴らしいです。重音も美しい演奏で、楽器がよく響きます。オーケストラの厚い響きも素晴らしいです。2楽章のアダージョは情感豊かに歌っています。中間部のクライマックスはこの曲の聴きどころでもあります。第3楽章も鮮やかなテクニックで重音の多いこの曲を見事に弾いています。オーケストラの美しい響きも見事です。 |
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