シベリウス/ヴァイオリン協奏曲の演奏

ジャニーヌ・ヤンセン(2023)
CD(DECCA 485 4748)

ヴァイオリン協奏曲集
1.シベリウス/ヴァイオリン協奏曲ニ短調Op47
2.プロコフィエフ/ヴァイオリン協奏曲
               第1番ニ長調Op19

 ジャニーヌ・ヤンセン(ヴァイオリン)
 クラウス・マケラ指揮
  オスロ・フィルハーモニー管弦楽団
  録音 2023年6月5〜7日
   オスロ・コンサートホール

 オランダのヴァイオリニスト、ジャニーヌ・ヤンセンがクラウス・マケラ指揮のオスロ・フィルハーモニー管弦楽団と演奏したシベリウスとプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲です。
 シベリウスのヴァイオリン協奏曲は冒頭から大変美しいヴァイオリンが響きます。オーケストラの間奏の後も実に素晴らしいヴァイオリンが奏でられています。オーケストラは良い響きで盛り上がってきます。マケラの指揮はシベリウスの表現がうまいです。ハイトーンで始まるカデンツァは情感豊かに歌っています。見事な演奏です。後半はオーケストラの迫力が素晴らしいです。ヴァイオリンも緊張感をもって素晴らしい演奏を聞かせています。コーダのオーケストラも素晴らしい演奏です。第2楽章は冒頭の木管が良い響きです。オーケストラとのバランスもよくヴァイオリンがよく響いています。中間部の圧倒的な響きも素晴らしいものです。続くヴァイオリンのソロも大変きれいです。第3楽章は冒頭の弾むようなヴァイオリンが力強く響きます。オーケストラの勢いのある演奏が素晴らしいです。間奏のあとのヴァイオリン・ソロは厚い響きで奏でられています。後半はオーケストラに支えられながら重音を響かせていいます。素晴らしい演奏です。オーケストラの響きも素晴らしい演奏です。
 プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番は1916〜17年の作品。第1楽章はアンダンティーノに始まり、アンダンテ・アッサイになる穏やかなテンポの楽章です。ヴァイオリンは力強く、そして美しい響きで主題を歌います。オーケストラも良い響きです。木管も良い響きです。後半になるとヴァイオリンは細かいフレーズが演奏されてきます。終結部もきれいな演奏です。第2楽章のスケルツォは勢いのある素晴らしい演奏です。オーケストラも良い響きです。ヴァイオリンも実に素晴らしい演奏です。第3楽章はモデラート、穏やかに始まります。ヴァイオリンの美しい主題と、オーケストラのきれいなフレーズが素晴らしい演奏です。中間部から後半も素晴らしい演奏です。ジャニーヌ・ヤンセンのヴァイオリンは素晴らしい演奏です。


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