
「春の祭典」の演奏
ロリス・チェクナヴォリアン/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1977) |
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CD(RCA TWCL−2016)
1.ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」
2.ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」
ロリス・チェクナヴォリアン指揮
ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1)
エドゥアルド・マータ指揮
ロンドン交響楽団(2)
録音 1977年5月(1)
1978年5月2日(2)
LP時代に一世を風靡したチェクナヴォリアンとマータの「春の祭典」です。1年をおいてどちらもロンドンのオーケストラを指揮したこの2つの録音は大変興味深いです。
第1部:「誘拐」「春のロンド」のど迫力はマータの迫力が勝っています。また「大地の踊り」の迫力は満点です。第2部「いけにえの賛美」直前の緊張感と和音の強打、「いけにえの賛美」の打楽器の強打、金管の強奏とこの曲のききどころは文句無しです。そして「祖先の呼び出し」はマータの演奏ではティンパニの強打はゆったりと「ドンドンドーン」と叩かれています。ここは違いの聞き所です。「いけにえの踊り」からの迫力は抜群です。最後の和音はチェクナヴォリアンが一打、マータは打楽器が後から叩く二打です(1947年版)。 |
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