ブラームス/ヴァイオリン協奏曲の演奏

エリカ・モリーニ(1956)
Westminster(MVCZ-10060/61)2枚組

エリカ・モリーニの芸術
1.ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op77
        (カデンツァ;へールマン)
2.シューベルト/アヴェ・マリア(ウィルヘルミ編)
3.クライスラー/美しきロスマリン
4.グルック/メロディ(精霊の踊り)(クライスラー編)
5.ブラ−ムス/ヴァイオリン・ソナタ第2番
  イ長調〜第1楽章:アレグロ・アマービレ
6.ブラ−ムス/ヴァイオリン・ソナタ第3番
  ニ短調Op108〜第2楽章:アダージョ
7.タルティーニ/ヴァイオリン・ソナタ ト短調
  悪魔のトリル」
8.チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲
  ニ長調〜第1楽章:アレグロ・モデラート

    エリカ・モリーニ(ヴァイオリン)
    レオン・ポマーズ(ピアノ)(2〜7)
    アルトゥール・ロジンスキー指揮
    ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(1&8)
     1956年9月録音(1&8)
     1955〜56年録音(2〜7)

 女流ヴァイオリニストの中でもヌヴーと共に男性顔負けの才能をみせたモリーニの代表盤ブラームスのヴァイオリン協奏曲と小品そしてチャイコフスキーの協奏曲の第1楽章を収録したモリーニの魅力を十分に聞けるアルバムです。ブラームスの協奏曲では珍しいへールマンのカデンツァを弾いています。
 小品ではアヴェ・マリアをウィルへルミの編曲で演奏しています。クライスラーの「美しきロスマリン」では鮮やかなボウイングをみせます。 また、「悪魔のトリル」の演奏も素晴らしくこれだけでも聞きたいアルバムです。


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