メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲の演奏

ヤッシャ・ハイフェッツ(1954)
CD(NOTES PGP11013)

1.メンデルスゾ−ン/ヴァイオリン協奏曲
                 ホ短調Op64
2.    〃   /交響曲第4番
          イ長調Op90「イタリア」

  ヤッシャ・ハイフェッツ(ヴァイオリン)(1)
  グィド・カンテルリ指揮
   ニューヨーク・フィルハーモニック
   録音 1954年(1)
       1951年(2)

 ハイフェッツの録音したメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は当時全盛期だったカンテルリとの共演でした。妥協を許さない二人の演奏はまさに巨匠の対決ともいえそうな緊張感のある演奏です。ハイフェッツの気迫に満ちたヴァイオリンはスタジオ録音よりも凄いとしかいいようのない名演です。
 カンテルリの「イタリア」は1955年のフィルハーモニア管弦楽団の名演が知られていますが、この1951年のライヴはアメリカデビュー間もないころの演奏でした。若さみなぎる演奏で第1楽章の明るさ、第4楽章のサルタレロの鮮やか演奏とこの演奏も素晴らしい。


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