メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲の演奏

ミッシャ・エルマン(1960)
CD(VANGUARD COCQ−83834) 

1.メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲
               ホ短調Op64 
2.ラロ/スペイン交響曲ニ短調Op21

  ミッシャ・エルマン(ヴァイオリン)
  ウラジミール・ゴルシュマン指揮
   ウィーン国立歌劇場管弦楽団
    1960年録音 

 往年の名ヴァイオリニスト、ミッシャ・エルマンはSP時代から知られた巨匠でした。独特のボウイングが醸し出す音色はエルマン・トーンと呼ばれて、その魅力はファンにはたまらないものです。晩年の録音ではクライスラーなどの小品の他にこのアルバムのメンデルスゾーンやラロの作品が録音されていました。LPでも発売され親しまれた演奏です。
 メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲はゆったりとした冒頭の甘いヴァイオリンが泣きそうなボウイングです。これが魅力です。
 ラロのスペイン交響曲は第3楽章「間奏曲」を抜いた4楽章版です。ゴルシュマンとウィーン国立歌劇場の伴奏の素晴らしさはいうことありません。


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