「春の祭典」の演奏(ピアノ版)

ディックラン・アタミアン(1980)
CD(DELOS DE1612)

 1台のピアノによる「春の祭典」
1.ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」
     (サム・ラフリング編)

  ディックラン・アタミアン(ピアノ)
   1980年3月19&20日録音
    ニューヨーク/RCAのスタジオ

 1980年代の始めデジタル録音のLPが発売され始めのころ、1台のピアノ版の「春の祭典」が発売されました。ディックラン・アタミアンというピアニストがこの複雑な曲を見事に弾いていましたので驚いた記憶があります。このCDはDELOSがRCAのオリジナル音源をCD化したものです。2台のピアノとは異なり1台のピアノでは細部がわかり、むしろ聞いていてうるさくないことに気が付きます。とにかく凄い演奏です。第1部の「誘拐」「春のロンド」、第2部「いけにえの賛美」「祖先の呼び出し」と息をもつかせぬ迫力ある演奏をしています。


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