
「春の祭典」の演奏(ピアノ版)
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CD(BIS BIS−CD−188)
1.バレエ音楽「春の祭典」
(1台のピアノ版:ダグ・アシャツ編)
2.バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
(1台のピアノ版:ソウリマ・ストラヴィンスキー&
ダグ・アシャツ編)
3.「ペトルーシュカ」よりの3章
ダグ・アシャツ(ピアノ)(1&2)
ローランド・ペンティネン(ピアノ)(3)
1981年7月15&16日録音(1)
1983年5月30&31日録音(2)
1984年6月18&21日録音(3)
ダグ・アシャツは1942年生まれのスウェーデンのピアニスト、1965年のミュンヘン国際コンクール入賞の経歴を持つ。
「春の祭典」は作曲者オリジナルの2台のピアノ版はよく演奏されますが、1台のピアノ版はアタミアンの録音したサム・ラフリング編曲に次ぐものです。まだこの80年代ではほとんど知られていない録音でした。1台のピアノでは演奏に限界があり物足りなさは否めないのですが必要十分な音が引き出されており、紛れもなく「春の祭典」です。
「火の鳥」は1919年版の組曲をソウリマ・ストラヴィンスキーとダグ・アシャツが共同で編曲した珍しい版です。こちらは1台でも十分楽しめる編曲です。ピアノを聴きながらオーケストラが聞こえてきます。「子守歌」は絶品でしょう。
「ペトルーシュカ」よりの3章を弾いているのは1963年生まれのスウェーデンのピアニスト、ローランド・ペンティネンです。きれいな演奏です。 |
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