「春の祭典」の演奏(ピアノ版)

ウラディーミル・アシュケナージ&アンドレイ・ガブリーロフ(1991)
CD(LONDON POCL−1223)

アシュケナージ/ストラヴィンスキー/ピアノ・デュオ作品集
1.バレエ音楽「春の祭典」(2台のピアノ版)
2.2台のピアノ・ソロのための協奏曲
3.2台のピアノのためのソナタ
4.ロシア風スケルツォ

 ウラディーミル・アシュケナージ(ピアノ)
 アンドレイ・ガブリーロフ(ピアノ)
  1990年1月&1991年6月録音 

 アシュケナージは「春の祭典」の録音をまず2台のピアノ版で録音してからオーケストラで2度録音しています。ティルソン・トーマスも同じで2台のピアノ版で録音してからオーケストラで2度録音していました。
 アシュケナージのピアノ版は同じロシア出身でチャイコフスキー・コンクールでこちらも優勝しているガブリーロフとのデュオです。かなり力の入った演奏です。息のあった演奏はこの曲の面白い一面を見るようでもあります。
 カップリングの3曲はストラヴィンスキーのピアノ作品として有名な曲です。「ロシア風スケルツォ」はオーケストラ版が原曲ですが、ジャズバンドのための編曲の他にも1944年に2台のピアノのためにも編曲していました。


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