「春の祭典」の演奏

ズビン・メータ/ロスアンジェルス・フィルハーモニック(1969)


LP(ロンドン SLA−1023)

CD1(ロンドン  KICC−9027〜8)

CD2(DECCA UCCD−7062)

  録音 1969年8月11〜13日

 ブーレーズと時を同じくして録音されたもう一つの度肝を抜かれた春の祭典でした。ロス・フィルの実力を十分に発揮した演奏で、デッカの録音によってその音質の良さ、迫力を見せつけました。春のきざしの速いテンポは凄まじく、大地の踊りで冒頭大太鼓の叩き方にびっくりしました。「いけにえの賛美」ではティンパニのうまさ、パーカッションの絶妙な音にしびれます。またそのテンポの速さも驚きです。祖先の呼び出しも迫力があります。金管群の厚みのある響きが超名演を生みました。


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