「春の祭典」の演奏(ピアノ版)

ペーテル&パトリック・ヤブロンスキー(2001)
CD(altara AlT1001)

 2台のピアノによる「春の祭典」
1.フランク・マルタン/序曲
2.   〃     /フォクストロット
3.オネゲル/パルティータ
4.ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」

  ヤブロンスキー・ピアノ・デュオ
  ペーテル・ヤブロンスキー(ピアノ)
  パトリック・ヤブロンスキー(ピアノ)
    録音 2001年1月3〜5日
    サフォーク/ポットン・ホール

 スウェーデン生まれのヤブロンスキー兄弟が立ち上げたaltaraレーベルの第1弾でした。息の合った兄弟によるピアノ・デュオにはコンタルスキー兄弟やラベック姉妹、ペキネル姉妹などいますが1971年生まれのペーテルと1974年生まれのパトリックによるデュオも同様に見事なアンサンブルを聞かせてくれます。オネゲルのパルティータは世界初録音になります。
 春の祭典は特に突出した演奏とはいえないかもしれませんが、第1部「誘惑」の凄まじいまでの迫力、スピード感は素晴らしいものです。第2部「いけにえの賛美」から「祖先の呼び出し」の迫力も見事です。低音によるティンパニの音が聞きどころです。


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