メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲の演奏

ヤーノシュ・バーリント(フルート)(1991)
CD(HUNGAROTON HCD31481 KKCC-4236)

1.メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲
   ホ短調Op64(フルート版)(バーリント編)
2.   〃   /ヴァイオリン協奏曲
     ニ短調(フルート版)(バーリント編)
3.パガニーニ/ヴァイオリン協奏曲第2番
        ロ短調Op7より「ラ・カンパネラ」
          (フルート版)(バーリント編)

  ヤーノシュ・バーリント(フルート)
  ピエルジョルジオ・モランディ指揮
    ブダペスト交響楽団
   1991年5月4&7日録音 

 名曲メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲をフルートで吹いてしまったアルバムです。フルートに自ら編曲したヤーノシュ・バーリントはブダペスト交響楽団の首席フルート奏者でした。このメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲をフルートで吹くのは大変なことですが、重音の部分もフルートならではの奏法で吹いています。オリジナルのヴァイオリンでなくても十分に楽しめますし、フルート協奏曲として聞いても不思議ではありません。メンデルスゾーンの若い時期の作品ニ短調はフルート協奏曲として吹いてもおかしくないでしょう。
 パガニーニの「ラ・カンパネラ」をフルートで吹くのはもっときついと思いますが、素晴らしいテクニックで吹いています。原曲がヴァイオリンということも忘れてしまいそうな名演です。


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