ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲の演奏

トーマス・ツェートマイア(1997)
CD(PHILIPS PHCP−11136)

ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏作品集
1.ロマンス第2番ニ長調Op50
2.ロマンス第1番ト長調Op40
3.ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op61
   (カデンツァ:シュナイダーハン)

  トーマス・ツェートマイア(ヴァイオリン)
  フランス・ブリュッヘン指揮
   18世紀オーケストラ
    1997年11月ライヴ録音(1&2)
    1997年5月ライヴ録音(3)
          
 オリジナル楽器によるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲です。1曲目のロマンス第2番の冒頭を聴いてもオリジナル楽器の響きに驚くでしょう。ロマンスというには重い響きがバックから聞こえます。
 ヴァイオリン協奏曲は速めのテンポの第1楽章に驚きますが、鳴り響くティンパニと管楽器がブリュッヘンの音づくりの特徴のようです。カデンツァはベートーヴェンがピアノ版につけたカデンツァをシュナイダーハンがアレンジしたものでティンパニが加わる演奏です。ツェートマイアの力強いヴァイオリンが見事です。


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