チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲の演奏

ジョシュア・ベル(2005)
CD(SONY SICC−225)

チャイコフスキー/ヴァイオリン作品集
1.ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op35
2.瞑想曲ニ短調Op42−1
3.ロシアの踊り〜「白鳥の湖」第3幕より
4.憂鬱なセレナード変ロ短調Op26

  ジョシュア・ベル(ヴァイオリン)
  マイケル・ティルソン・トーマス指揮
    ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
   2005年1月27〜31日ライヴ録音

 アメリカの人気ヴァイオリニスト、ジョシュア・ベルのチャイコフスキーです。
 ヴァイオリン協奏曲はティルソン・トーマスの指揮でベルリン・フィルとの共演でした。この最高の組み合わせからこぼれ出る音楽の素晴らしさには聴き惚れましょう。つやがあり時折きかせるポルタメントが大変印象的です。またオーケストラの管楽器の美しさは絶品です。ベルの表現力の豊かさに感服でしょう。
 「瞑想曲」ではベルリン・フィルの演奏にもまた感動します。「ロシアの踊り」はバレエの中の1曲ですが、小品としても素晴らしい曲です。
 「憂鬱なセレナード」はピアノ協奏曲第1番と同じ「変ロ短調」ですが、チャイコフスキーはこの調性が好きだったのでしょうか。ベルの抒情的な演奏とベルリン・フィルの融合が素晴らしい。 


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