ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲の演奏

マキシム・ヴェンゲーロフ(2005)
CD(EMI TOCE−55773)

1.ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op61
        (カデンツァ:ヴェンゲーロフ)
2.   〃   /ロマンス第1番ト長調Op40
3.   〃   /ロマンス第2番ヘ長調Op50

  マキシム・ヴェンゲーロフ(ヴァイオリン)
  ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ指揮   
    ロンドン交響楽団
    2005年7月8&9日録音
   ロンドン・アビーロード・スタジオ

 ヴェンゲーロフ待望のベートーヴェンの協奏曲でした。晩年のロストロポーヴィチとの共演は歴史に残る名演を生んでいます。
ヴェンゲーロフのヴァイオリンはますます力強さとテクニックが冴えておりヴァイオリンの響きも極上のものになっています。
カデンツァはヴェンゲーロフの自作で、第3楽章のカデンツァも同じです。ブラームスもそうでしたが、自分のカデンツァを作る姿勢には頭が下がります。その完成度がまた素晴らしい。
 2つのロマンスはどちらも大変美しい演奏です。中でも2番の表現力豊かな演奏は絶品でしょう。


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