「春の祭典」の演奏

レナード・バーンスタイン/ロンドン交響楽団(1972)


LP(CBS SONY 23AC-592)
CD1(CBS MK44709)
CD2(SONY SRCR1623)

LP          
ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」
 レナード・バーンスタイン指揮
   ロンドン交響楽団
   1972年4月録音

CD1          
1.ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典
2.   〃      /組曲「プルチネルラ」
 レナード・バーンスタイン指揮
   ロンドン交響楽団(1)
 ニューヨーク・フィルハーモニック(2)
   1972年4月録音(1
   1960年録音(2)

CD2          
1.ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」
2.   〃      /バレエ組曲「火の鳥」
                (1919年版)
 レナード・バーンスタイン指揮
   ロンドン交響楽団(1)
 ニューヨーク・フィルハーモニック(2)
   1972年4月録音(1)
   1957年1月録音(2)

 バーンスタインは1958年にニューヨーク・フィルと「春の祭典」を録音しており、そのエネルギッシュな演奏は素晴らしいものでしたが、このロンドン交響楽団を指揮した演奏は、ロンドンの管楽器のうまさを引き出したこれもまた凄い演奏になりました。ホールの良さは抜群の響きを出しています。第1部「誘拐」のトランペットとホルンの叫び、ロンドンのブラスの響きは違います。「春のロンド」の打楽器のど迫力は凄いです。「大地の踊り」の圧倒的な響きと緊張感、第2部「いけにえの賛美」直前の緊張感、そしてスピード感ゆたかな「いけにえの賛美」は打楽器の響きの違いは特筆ものです。「祖先の呼び出し」のテンポ設定のにくいこと、クレッシェンドのうまさ管楽器のきれいなことこれもまた名演。ロンドン響のハルサイは凄いです。


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