「春の祭典」の演奏

アンタル・ドラティ指揮デトロイト交響楽団(1981)


LP(LONDON L28C 1110)
CD1(LONDON 400−084−2)
CD2(LONDON F00L-23023)
 
LP&CD1         
ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」
            (1947年版)
 アンタル・ドラティ指揮デトロイト交響楽団
     1981年5月録音
CD2
1.ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」
                (1947年版)
2.   〃    /バレエ音楽「ペトルーシュカ」
 アンタル・ドラティ指揮デトロイト交響楽団
     1981年5月録音(1)
     1980年6月録音(2)

 この録音はデジタル録音の「春の祭典」としてはテラークのマゼール/クリーヴランドに次ぐものでした。ドラティはステレオ初期にミネアポリス交響楽団と「春の祭典」を録音していましたが、このデジタル録音によるデトロイト交響楽団との演奏は、録音、演奏とも完璧に近いものです。オーケストラのバランスの良さ、打楽器のうまさ、表現力の素晴らしさは群を抜いています。第1部「誘拐」のホルンの叫び、息のあった管楽器、「春のロンド」の打楽器の迫力、「大地の踊り」の緊張感、第2部「いけにえの賛美」のスピード感あふれる演奏と打楽器のうまさ、「祖先の呼び出し」のティンパニなど枚挙にいとまがありません。絶品の演奏です。


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