ブラームス/ヴァイオリン協奏曲の演奏

ダヴィッド・オイストラフ(1952)

CD(MERODIYA BVCX−4088)
LP(MERODIYA VICX−1026)

CD
1.ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op77
           (カデンツァ:ヨアヒム)
   21:40/9:14/7:39(計38分33秒)
2.ドヴォルザーク/ヴァイオリン協奏曲
                イ短調Op53
  ダヴィド・オイストラフ(ヴァイオリン)(1&2)
  キリル・コンドラシン指揮
   ソビエト国立(モスクワ)放送交響楽団(1)
    ソビエト国立交響楽団(2)
   1952年録音(1)1949年録音(2)
LP
1.ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op77
           (カデンツァ:ヨアヒム)
   21:51/9:20/7:45(計38分56秒)
  ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
   キリル・コンドラシン指揮
   ソビエト国立(モスクワ)放送交響楽団
     1952年録音

 オイストラフのブラームスの初録音です。指揮のコンドラシンとは晩年まで共演して名演を残していました。オーケストラのソビエト国立放送交響楽団というのはモスクワ放送交響楽団のことです。当時のホルン首席だったヤコフ・シャピロの明るい音が聞こえます。
 オイストラフのブラームスはいずれも大変な名演でこの録音でも鮮やかな弓使いと音楽性豊かな演奏がこの名曲を素晴らしいものにしています。録音状態は大変よくLPも同様に音質はよい方です。カデンツァも実にきれいでした。
 ドヴォルザークのヴァイオリン協奏曲はミルシテインがグラズノフの協奏曲と共に愛した曲でしたが、オイストラフの演奏も素晴らしいものです。


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