ブラームス/ヴァイオリン協奏曲の演奏

ダヴィッド・オイストラフ(1961.2.26)
CD(BBC BBCL4102−2)

1.チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲
                  ニ長調Op35
2.ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op77
         (カデンツァ:ヨアヒム)
    21:04/9:01/7:32(計37分37秒)

  ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
  ノーマン・デル・マー指揮
   ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団(1)
  サー・マルコム・サージェント指揮 
   ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(2)
   1960年1月19日ライヴ録音(1)
   1961年2月26日ライヴ録音(2)
      ロイヤル・アルバートホール

 BBC放送の録音からオイストラフの名演を収録したアルバムです。得意のチャイコフスキーではノーマン・デル・マーとの共演で熱気あふれる演奏を繰り広げています。
 ブラームスのヴァイオリン協奏曲は巨匠サージェントとの共演です。この演奏は第1楽章が速めの演奏となっていますがこれはオーケストラの序奏でサージェントがなんとスピードアップして演奏していますので、そのせいでしょう。ソロが入る時の駆け引きが緊張感があってとても凄い演奏となっていました。第3楽章の演奏も冒頭から熱気のある演奏となっています。聴衆は大満足だったでしょう。


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