ブラームス/ヴァイオリン協奏曲の演奏

ブロニスワフ・ギンペル(1963)
CD(DENON COCQ−84388)

ギンペル/ヴァイオリン協奏曲集
.ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op77
       (カデンツァ:クライスラー)
2.ドヴォルザーク/ヴァイオリン協奏曲イ短調Op53

  ブロニスワフ・ギンペル(ヴァイオリン)
  アルトゥール・グリューバー指揮(1)
  ハンス・ツァノテルリ指揮(2)
      ベルリン交響楽団
     録音 1963年頃

 ドイツのオイロディスク・レーベルからの復刻CDです。ポーランド生まれでアメリカで活躍したギンペルの録音は70年代に廉価盤LPとしてブラームスの協奏曲が発売されていました。当時はブロニスラフ・ギンペルという名で売られていました。その演奏はまさにヴィルトゥオーゾの演奏であり美しい音色とテクニックの素晴らしさは申し分ありません。第1楽章ではクライスラーのカデンツァを弾いており、素晴らしい演奏をきかせてくれます。
 ドヴォルザークの協奏曲はオーケストラの響きが素晴らしく、ヴァイオリンのソロが一層引き立っています。ギンペルの実力が十分に発揮された演奏です。


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