ブラームス/ヴァイオリン協奏曲の演奏

ダヴィッド・オイストラフ(1963.2.2)
CD(BMG BVCC-37082〜3)

ダヴィッド・オイストラフの芸術
1.モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第1番
            変ロ長調K207
2.ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op77
           (カデンツァ:ヨアヒム)
    21:54/9:03/7:37(計38分34秒)
3.ベートーヴェン/ロマンス第1番ト長調Op40
4.   〃    /ロマンス第2番ヘ長調Op50
5.ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲第1番
                  イ短調Op99
6.ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン協奏曲第2番
                 嬰ハ短調Op129

  ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
  キリル・コンドラシン指揮(1、2&6)
  ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮(3&4)
  エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮(5)
  モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(1〜4&6)
  レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団(5)
   1963年2月2日ライヴ録音(1&2)
      モスクワ音楽院大ホール
   1968年9月27日ライヴ録音(3&4)
   1956年録音(5)1967年録音(6)

 このアルバムは2000年の発売で、初発売のライヴ録音とショスタコーヴィチのスタジオ録音と聞き応え十分の2枚組です。
 1963年2月2日の2曲はオイストラフが生涯演奏したモーツァルトと18番のブラームスでした。
 ブラームスのヴァイオリン協奏曲は速めのテンポで、コンドラシンの指揮が大変燃えたものとなっていました。それだけにオイストラフの腕も冴え渡り白熱の演奏となりました。圧倒的だったのは3楽章の最後でティンパニの強打には驚きました。
 なお、ショスタコーヴィチの2つの協奏曲はオイストラフのために書かれており、どちらも初演後に同じメンバーで録音されました。 


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