ブラームス/ヴァイオリン協奏曲の演奏

ダヴィッド・オイストラフ(1963.2.8)
CD(REVELATION RV10015)モノラル

1.ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op77
         (カデンツァ:ヨアヒム)
   22:04/9:07/7:41(計38分52秒)
2.ショーソン/ポエム(詩曲)Op25
3.ベートーヴェン/ロマンス第1番ト長調Op40
4.ゴダール/ヴァイオリン協奏曲第2番イ短調より
             カンツォネッタ

  ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)
  キリル・コンドラシン指揮
        ソビエト国立交響楽団
   1963年2月8日ライヴ録音(1)
   1948年3月15日録音(2&3)
   1948年12月13日録音(4)

 ブラームスのヴァイオリン協奏曲は6日前の2月2日の演奏とほぼ同じですが、オーケストラはソビエト国立交響楽団です。録音はよいとはいえませんが、その演奏の素晴らしさは伝わってきます。管楽器ののきれいなこと、オイストラフの透明感のあるヴァイオリンがホール一杯に響きます。第1楽章の演奏がなんともいえない美しさがあります。モスクワのホールの響きの良さでしょう。第2楽章の美しさも見事でした。
 ショーソンの「ポエム」はスタジオ録音と思いますが実に美しい演奏です。ミュンシュとの録音もありました。ベートーヴェンのロマンスは愛奏曲でした。ゴダールの「カンツォネッタ」はヴァイオリン協奏曲第2番「ロマンティック協奏曲」の中の1曲。短い楽章ですが美しい歌があります。


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