ブラームス/ヴァイオリン協奏曲の演奏

ヨハンナ・マルツィ(1964)
CD(MEMORIES MR2003)

ヨハンナ・マルツィ名演集
1.ブラームス/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op77
         (カデンツァ:ヨアヒム)
2.メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲
                ホ短調Op64
  ヨハンナ・マルツィ(ヴァイオリン)(1&2)
  ギュンター・ヴァント指揮
   シュトゥットガルト放送交響楽団(1)
  オットー・クレンペラー指揮
   ハーグ・レジデンティ管弦楽団(2)
  1964年2月6日ライヴ録音(1)
  1954年6月23日ライヴ録音(2)
      
 ヨハンナ・マルツィはハンガリーのヴァイオリニスト、フバイの門下生です。彼女のブラームスは1954年にクレツキ/フィルハーモニアとの名演がありますがこの演奏は10年後にヴァントと共演したときのもので40歳のときの録音です。大変力のこもった演奏でオーケストラとの相性もよく見事な演奏を奏でています。ヴァイオリンの美音は素晴らしいです。
 クレンペラーとの共演のメンデルスゾーンは若干録音が悪くマルツィの演奏としてはクレツキとの共演のほうがきれいです。しかしながらこの演奏も繊細なヴァイオリンが奏でられており実に見事です。


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