チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲の演奏

ダヴィッド・オイストラフ(1957)
CD(MELODIYA MEL CD10 00583)

1.チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲
                ニ長調Op35
2.   〃    /ロココの主題による
                変奏曲Op33
  ダヴィッド・オイストラフ(ヴァイオリン)(1)
ムスティスラフ・ラストロポーヴィチ(チェロ)(2)
   キリル・コンドラシン指揮
    ソビエト国立交響楽団(1)
 ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー指揮
  レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団(2)
     1957年録音(1)
     1963年録音(2)
       
 オイストラフはチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を大変愛した演奏家でした。それだけに録音も多く、若いときから完璧な演奏を聞かせていました。このコンドラシンとの録音も素晴らしいもので、非の打ち所がありません。演奏、録音ともモノラルであることをのぞけばいうことありません。全曲にわたってオイストラフの魅力あふれる演奏です。
 ロココ変奏曲はロストロポーヴィチの演奏です。ブヤノフスキーのホルン・ソロのあと、チェロのソロが始まります。ロストロは生涯この曲を愛したようで、カラヤン、小澤とも録音を残しています。


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