ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲の演奏

ジャック・ティボー(1950)
TAHRA(TAH499−500)2枚組

ジャック・ティボー/没後50年記念
1.ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op61
        (カデンツァ:ティボー)
  ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
  ヴィクトール・デザルツェンス指揮
     ローザンヌ室内管弦楽団
      1950年11月9日ライヴ
2.モーツァルト/ヴァイオリン協奏曲第4番
                 ニ長調K218
  ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
  エドゥアルト・ファン・ベイヌム指揮
    アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団
       1949年12月28日ライヴ
3.ラロ/スペイン交響曲ニ短調Op21
  ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
  ヴィンフリート・ツィリヒ/ヘッセン放送交響楽団
     1951年3月7日スタジオ録音
4.フランク/ヴァイオリン・ソナタ イ長調
  ジャック・ティボー(ヴァイオリン)
  ジャン・ラフォルジュ(ピアノ)
   1952年12月21日スタジオ録音

 このアルバムは2003年にティボー没後50年記念として発売されました。
 ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は国内盤は発売されずこのCDで初めて聴きました。カデンツァがティボーの自作でとてもよくできています。彼の演奏の素晴らしさが伝わってきます。モーツァルトのヴァイオリン協奏曲第4番は若干音質は落ちます。
 2枚目はスタジオ録音で、ラロの「スペイン交響曲」は圧巻です。第3楽章のインテルメッツォ(間奏曲)を省略した4楽章版です。最後のフランクのソナタは1929年にコルトーと録音した演奏同様大変素晴らしいもので記念碑的な演奏です。


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