ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲の演奏

クリスチャン・フェラス(1951)
CD(URANIA URN22.178)

カール・ベーム/ライヴ録音集
1.ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op61
    (カデンツァ:クライスラー)
2.モーツァルト/交響曲第35番ニ長調K385「ハフナー」

  クリスチャン・フェラス(ヴァイオリン)(1)
  カール・ベーム指揮
   ヘッセン放送交響楽団(1)
   ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団(2)
   1951年録音(1&2)

 フェラスは1951年ベームに認められてドイツで演奏していますが、これはその当時の演奏です。17〜8歳という若さでこの名曲を実に見事に演奏しています。同年にベームともう1回録音が残っていますが、この演奏は若さあふれる力強い演奏になっていますので当時のフェラスを知る上で大変貴重な録音です。何度聴いてもこのフェラスの見事な演奏に聞き惚れます。
 ベームのハフナー交響曲はベルリン・フィルとの演奏でモーツァルトの大家としてすでに演奏スタイルが確立されています。後年のステレオ録音と比べても大差ない素晴らしい演奏です。


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