ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲の演奏

ヨセフ・スーク(1962)
CD(SUPRAPHON SU3164−2 011)

ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏作品集
1.ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op61
   (カデンツァ:プルジホダ)
2.ロマンス第1番ト長調Op40
3.ロマンス第2番ニ長調Op50
  ヨセフ・スーク(ヴァイオリン)
   フランツ・コンヴィチュニー指揮
    チェコ・フィルハーモニー管弦楽団(1)
   ヴァーツラフ・スメターチェック指揮
      プラハ交響楽団(2&3)
    1962年4月28日録音(1)
    1970年1月5日録音(2&3)

 ヨセフ・スークは1970年にボールト/ニュー・フィルハーモニアとベートーヴェンノ協奏曲を録音していますが、こちらはチェコでの録音でした。スークといえばカデンツァをチェコの巨匠プルジホダのものを弾いていることで知られ、他の演奏家が弾いていないだけに貴重な録音です。スークのヴァイオリンは美しくボーイングのうまさは格別。第3楽章冒頭でポルタメントを使うなどステレオ初期の時代らしいです。ロマンスは特に2番が素晴らしい。


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