「春の祭典」の演奏

チャールズ・マッケラス/ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団(1987)
CD(EMI CD-EMX2188)

マッケラス/ストラヴィンスキー作品集
1.バレエ音楽「春の祭典」(1947年版)
2.幻想曲「花火」Op4
3.サーカス・ポルカ(1942)
4.グリーティング・プレリュード(1955)

  サー・チャールズ・マッケラス指揮
   ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
   1987年8月30日&9月1日録音

 マッケラスのストラヴィンスキーです。これは「春の祭典」と小品3曲のアルバム。「春の祭典」の演奏は冒頭からきれいなもので管楽器のみごとなアンサンブルがあります。「春のロンド」の圧倒的な打楽器の音が素晴らしくティンパニの叩き方にゾクッときます。第2部の「いけにえの賛美」は絶品でしょう。圧倒的かつ華やかであり、ご機嫌なパーカッションがあります。「祖先の呼び出し」のティンパニが「ドドドドーン」と響くのが面白いです。
「花火」のあとに「サーカスポルカ」が演奏されます。この「サーカスポルカ」の最後にベートーヴェンの「トルコマーチ」が挿入されるのは有名です。
最後の「グリーティング・プレリュード」はピエール・モントゥーの80歳の誕生日を祝うために作曲された小品ですが大編成の曲で豪華なプレゼントでした。


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