「春の祭典」の演奏

シャルル・デュトワ/NHK交響楽団(1987)
CD(NHKCD KICC−3036)

シャルル・デュトワ/伝説の名演
1.R・シュトラウス/交響詩「ドン・ファン」
2.ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」

  シャルル・デュトワ指揮NHK交響楽団
  1987年9月16日ライヴ(1)
  1987年9月4日ライヴ(2)

 N響の「春の祭典」の中でも最も優れた演奏と思えるのが1987年のデュトワの指揮によるものでした。スコアの深い読みとN響の緊張感豊かな演奏が伝説の名演を生みました。第1部の「春のロンド」ではパーカッションの地響きのような音が背筋をぞくっとさせます。第2部「いけにえの賛美」前からクレッシェンドする緊張感がたまりません。また「いけにえの賛美」の見事な響きと管、打楽器の絶妙なかけあい、「祖先の呼び出し」と思わずひきこまれてしまいます。


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