「春の祭典」の演奏

シクステン・エールリンク/スウェーデン放送交響楽団(1988)
CD(BIS BIS−CD−400)

エールリンク/ストラヴィンスキー作品集
1.詩篇交響曲(1930/48改訂)
2.バレエ音楽「春の祭典」(1913)

   シクステン・エールリンク指揮
    スウェーデン放送交響楽団
    スウェーデン放送合唱団(1)
   録音 1988年1月18&20日

 このアルバムはスウェーデンの巨匠エールリンクの演奏したストラヴィンスキーの作品です。詩篇交響曲と春の祭典という珍しい組み合わせです。詩篇交響曲はストラヴィンスキーが作曲した宗教作品の中の1曲です。改めて聴いてみるとその素晴らしいことに驚きです。ピアノや合唱が使われますが大変聞き易く感動します。
 春の祭典はオーケストラの響きが抜群です。「誘拐」から「春のロンド」は見事で、また管楽器のうまさが緊張感を高めています。「いけにえの賛美」は直前の和音からどきどきします。「祖先の呼び出し」迫力は凄いです。70歳とは思えないエールリンクが演奏したこの「春の祭典」は若さとエネルギーに満ちた名演です。 


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