ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲の演奏

エリック・グリューエンバーグ(1967)
CD(CHANDOS CHAN6521) 

1.ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op61
          (カデンツァ:クライスラー)
2.   〃   /「プロメテウスの創造物」序曲Op43
3.   〃   /「コリオラン」序曲Op62

  エリック・グリューエンバーグ(ヴァイオリン)(1)
  ヤッシャ・ホーレンシュタイン指揮 
   ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(1)
  ワルター・ウェラー指揮
    バーミンガム市交響楽団(2&3)
   録音 1967年(1)
       1988年(2&3)

 エリック・グリューエンバーグはロンドン交響楽団のコンサートマスターでしたが、ソロの録音がいくつかあり、中でもこのベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は代表盤です。ホーレンシュタインとの息のあった演奏は素晴らしく、ヴァイオリンの美しい響き、オーケストラの壮大な響きが一体化した名演です。なめらかなボウイング、オーケストラとのバランスのよさ、カデンツァの素晴しい響きということありません。
 ワルター・ウェラーの演奏する2つの序曲は交響曲全集の録音と同時に録音されたもので、重厚で奥深い響きが聞くものを惹きつけます。


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