2000年以後の「春の祭典」

ジェームズ・デプリースト/オレゴン交響楽団(2000)
CD(DELOS DE 3278)

デプリースト/ストラヴィンスキー名演集
1.ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」
2.    〃    /バレエ組曲「火の鳥」(1919年版)
   ジェームズ・デプリースト指揮
      オレゴン交響楽団
    2000年9月20&21日録音
    
 ジェームズ・デプリーストはアメリカの指揮者。1964年のミトロプーロス国際指揮コンクールで優勝、名歌手マリアン・アンダーソンの甥です。主にアメリカのオーケストラと活動しており、オレゴン交響楽団の桂冠指揮者になっています。
 「春の祭典」はオーケストラの力量をフルに引き出した演奏で、思わず聞き入ってしまいます。第1部「誘拐」から「春のロンド」の迫力は抜群です。第2部「いけにえの賛美」直前の緊張感、「けにえの賛美」がまた凄い、「祖先の呼び出し」のティンパニの強打ということありません。
 「火の鳥」では「カスチェイ王の凶暴な踊り」のど迫力、フィナーレのホルン・ソロの美しさなど聞き所多く、名演奏のアルバムです。 


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