「海」の演奏(2)

エドゥアルド・ヴァン・ルモーテル/ウィーン交響楽団(1962)
CD(TUXEDO TUXCD 1006)

ルモーテル/フランス音楽名曲集
1.ラヴェル/ラ・ヴァルス
2.  〃 /亡き王女のためのパヴァーヌ
3.ドビュッシー/交響詩「海」
4.デュカス/交響詩「魔法使いの弟子」
5.シャブリエ/狂詩曲「スペイン」

 エドゥアルド・ヴァン・ルモーテル指揮
    ウィーン交響楽団
    1962年録音 

 ルモーテルは1977年に亡くなったオランダ系の指揮者です。ファン・ルモーテルが正しい読みかもしれません。ウィーン交響楽団を指揮してのフランス音楽です。60年代としては珍しいでしょう。
 ラヴェルの2曲が大変きれいな演奏で、「亡き王女のパヴァーヌ」はきれいなホルンのソロが印象的です。
 ドビュッシーの「海」は大変な力演でオーケストラが凄い演奏をしています。第1曲冒頭の低弦のうねりなどには驚きます。波のきらめきも斬新です。第2曲「海の戯れ」では弦楽器の見事な波の表現が聞き物、第3曲「風と海との対話」ではホルンと弦楽器の対話が見事です。後半の合いの手パッセージは挿入されていません。最後でコルネットの三連符は入っています。また大波や波しぶきの表現は見事でした。
 「魔法使いの弟子」と狂詩曲「スペイン」もまたご機嫌な演奏になっています。


トップへ
戻る
前へ
次へ