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          「海」の演奏(2) 
          
          
          
           
          
          
          
            
              
                
                  
                  
                    
                      
                        
                          
                            
                              
                                | シャルル・ミュンシュ/フランス国立放送管弦楽団(1962.5.8) | 
                               
                            
                           
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                                CD(ACCORD 220822) 
                                 
                                1.ドビュッシー/交響詩「海」 
                                2.   〃  /イベリア 
                                3.   〃  /夜想曲 
                                 
                                  シャルル・ミュンシュ指揮 
                                   フランス国立放送管弦楽団 
                                          &合唱団(3) 
                                  録音 1962年5月8日 
                                 
                                 ミュンシュのドビュッシー/ライヴ録音です。 
                                 「海」はまさに熱気あふれる演奏です。第1曲「海の夜明けから真昼まで」はテンポは速く、変幻自在の演奏です。この曲は数多くの演奏をしており、特別の思いがあるようです。弦楽の恐ろしいまでの表現力は凄いです。コーダの押し寄せる波はタムタムとシンバル、ティンパニの強打で爆発します。第2曲「波の戯れ」ではハープとグロッケンの鮮やかな響きがありますし、弦楽による波の戯れの表現が信じられないような響きになっています。これぞ「波の戯れ」といえましょう。第3曲「風と波との対話」では冒頭の低弦の迫力とパーカッションの響きに圧倒されます。トランペットがよく響いています。ホルンの吹く風と弦の表現する波との対話が凄いです。波の表現が素晴らしいだけでなくパーカッションの響きが絶妙です。後半に挿入されるパッセージはここでは挿入されていませんが、怒濤のコーダには圧倒されます。 
                                 「イベリア」の演奏はさすがにフランス国立で凄まじい緊張感あふれるものです。 
                                 夜想曲は「雲」の幻想的な響きがなんともいえません。「祭り」は冒頭の部分だけがモノラルですがすぐにステレオになります。ここではカミナリのようばティンパニが凄いです。ホルンの明るさはフランスのホルンそのもです。「シレーヌ」は女声合唱とホルンの対話がきれいです。コールアングレの物悲しい響きが印象的です。 | 
                               
                            
                           
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