メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲の演奏

ウト・ウーギ(1982)
CD(RCA 74321 627882)

1.メンデルスゾーン/ヴァイオリン協奏曲
                 ホ短調Op64
2.パガニーニ/ヴァイオリン協奏曲第1番
                 ニ長調Op6
  ウト・ウーギ(ヴァイオリン)
  ジョルジュ・プレートル指揮
    ロンドン交響楽団(1)
  ウト・ウーギ指揮
    聖チェチーリア室内管弦楽団(2)
     1982年8月6&7日録音(1)
     1986年4月録音(2)

 ウト・ウーギによるメンデルスゾーンとパガニーニのヴァイオリン協奏曲です。イタリア出身のウト・ウーギの演奏はきれいなヴィヴラートで明るい響きの演奏をしています。
 メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲は冒頭からビヴラートをきかせた優雅なヴァイオリンで、きれいすぎるほどの美音です。美しいカデンツァ、ロマンティックな第2楽章、つやのある響きで歌う第3楽章と素晴らしい演奏です。
 パガニーニのヴァイオリン協奏曲第1番はウト・ウーギのテクニックが発揮された演奏で、このあまりにも美しく、困難な曲を十分に楽器を響かせ、聞く者に感動を与えてくれます。


トップへ
戻る
前へ
次へ