ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲の演奏

レオニード・コーガン(1980)
CD(YEDANG YCC-0050)

1.ベートーヴェン/ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op61
      (カデンツァ:ヨアヒム)  
2.チャイコフスキー/懐かしい土地の思い出Op42 
3.    〃   /ヴァルス・スケルツォOp34

  レオニード・コーガン(ヴァイオリン)(1)
  ヴィクトル・トレチャコフ(ヴァイオリン)(2&3)
  パーヴェル・コーガン指揮(1)
  マリス・ヤンソンス指揮(2&3)
   ソビエト国立交響楽団
   録音 1980年11月26日ライヴ(1)
       1981年10月30日ライヴ(2&3)

 ベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲はコーガン56歳のときの演奏、子息パーヴェル・コーガンの指揮で録音されました。円熟期の演奏で表現に余裕を感じられます。若いときから弾いているヨアヒムのカデンツァにも磨きがかかっています。オーケストラも良い響きを出しています。
 チャイコフスキーを弾いているトレチャコフは1966年に19歳でチャイコフスキー・コンクールに優勝しています。彼のチャイコフスキーは「懐かしい土地の思い出」(全3曲)と「ヴァルス・スケルツォ」の2作品共に表現力豊かに演奏しています。「瞑想曲」は素晴らしい演奏です。 


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