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          「海」の演奏(2) 
          
          
          
           
          
          
          
            
              
                
                  
                  
                    
                      
                        
                          
                            
                              
                                | ジャン・クロード・カサドジュ/リール国立管弦楽団(1993&4) | 
                               
                            
                           
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                                CD(harmonia mundi HMT−7901490) 
                                 
                                1.ドビュッシー/交響詩「海」 
                                2.   〃  /カンタータ「選ばれし乙女」 
                                3.   〃  /3つの夜想曲 
                                  ミレイユ・デルンシュ(ソプラノ)(2) 
                                  シルヴィー・スレ(メゾソプラノ)(2) 
                                  ジャン・クロード・カサドジュ指揮 
                                   リール国立管弦楽団(1〜3) 
                                 ミシェル・ピクマル・ヴォーカル・アンサンブル(2&3) 
                                   1993年7月&1994年3月録音 
                                 
                                 このアルバムはジャン・クロード・カサドジュが指揮したドビュッシーの名曲が3曲収録されています。 
                                「海」は第1曲「海の夜明けから真昼まで」の海の表現が素晴らしい。管と弦のバランスがいいですね。コーダの大波の表現は迫力あります。シンバルの音が見事です。第2曲「波の戯れ」では管楽器の響きとパーカッションが素晴らしい。ハープもきれいです。第3曲の「風と海との対話」ではホルンと弦楽の対話が見事で波の表現も素晴らしい。ここでもシンバルの活躍は凄いです。後半に挿入されるパッセージは入りませんがコーダの大迫力には圧倒されます。 
                                 「選ばれし乙女」はドビュッシーの声楽作品の中でも魅力的な作品です。オーケストラの響きと声楽の解け合うような響きには聞き惚れます。 
                                 3つの夜想曲は第1曲「雲」がなんともけだるそうな雰囲気がよく出ています。ふわふわの雲を思わせます。第2曲「祭り」は管と弦のアンサンブルの素晴らしさがあります。金管の明るさはフランスのオーケストラらしいです。第3曲「シレーヌ」には女声合唱が入ります。ヴォーカルとホルンの対話、弦楽やハープの響きなど「海の精」の幻想曲ともいえる音楽はドビュッシーの傑作といえましょう。 | 
                               
                            
                           
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