「春の祭典」の演奏(ピアノ版)

タムリコ・シプラシュヴィリ&マーク・アンダーソン(2003)
CD(Nimbus NI5733)

2台のピアノによる「春の祭典」&「展覧会の絵」
1.ストラヴィンスキー/バレエ音楽「春の祭典」
     (作曲者編曲による2台のピアノ版)
2.ムソルグスキーー/組曲「展覧会の絵」
      (ティム・セドン編)

  タムリコ・シプラシュヴィリ(ピアノ)
  マーク・アンダーソン(ピアノ)
   2003年12月22〜24日録音
   モスクワ国立チャイコフスキー音楽院大ホー

 アンダーソンとシプラシュヴィリ夫妻による2台のピアノ版の「春の祭典」と「展覧会の絵」です。「春の祭典」は他にもたくさんの録音がありますが、この息のあった演奏もまた素晴らしいものがあります。「いけにえの賛美」「祖先の呼び出し」は聞き物です。
 2台のピアノ版による「展覧会の絵」はセドンの編曲で、現在他にこの組み合わせの録音はないようです。2台のピアノだけに1台では味わえない面白い響きが随所に現れ実に楽しいです。二人の息の合った演奏は見事なものです。


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