チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲の演奏

諏訪内晶子(1990)
CD(TELDEC WPCS-6131) 

1.チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲
                 ニ長調Op35
2.シューマン/ヴァイオリン協奏曲ニ短調 

  諏訪内 晶子(ヴァイオリン)(1)
  トーマス・ツェートマイア(ヴァイオリン)(2)
  ドミトリ・キタエンコ指揮
   モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団(1)
  クリストフ・エッシェンバッハ指揮
   フィルハーモニア管弦楽団
   録音 1990年7月7日ライヴ(1)
       1988年12月(2)

 諏訪内晶子は1990年のチャイコフスキー・コンクールに優勝しています。この録音は受賞記念演奏会のライヴ録音です。優勝の緊張さめやらぬ緊張感あふれる演奏です。ヴァイオリンのボウイングも力のこもった演奏です。第1楽章が終わると拍手があります。第3楽章冒頭のソロは力一杯弾いています。
 シューマンを弾くツェートマイアはオーストリアのヴァイオリニストで1978のモーツァルト国際コンクールで優勝しています。
演奏はつやのある響きのヴァイオリンで実に気持ちのよいものです。シューマンの協奏曲のイメージが変わるほど魅力あふれる演奏です。


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