チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲の演奏

ヴァディム・レーピン(1994)
CD(ERATO 4509-98537−2)

1. チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲
                 ニ長調Op35
2.シベリウス/ヴァイオリン協奏曲
                 ニ短調Op47

  ヴァディム・レーピン(ヴァイオリン)
  エマヌエル・クリヴィヌ指揮
  ロンドン交響楽団
  1994年12月20〜22日録音

 レーピンは1989年に18歳でエリザベート国際コンクールで優勝しています。そのときもチャイコフスキーを演奏しました。
 このチャイコフスキーは5年後の録音になります。ライヴのような熱気は感じられませんが美しさと持ち前のテクニックは抜群です。カデンツァも素晴らしい演奏です。第3楽章の冒頭のソロも見事です。
 シベリウスの協奏曲は度々演奏しているようです。第1楽章の冒頭からのつやのある美しいヴァイオリンが素晴らしい。またオーケストラに負けない力強さもあります。カデンツァも素晴らしい演奏です。


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