「春の祭典」の演奏

ウラディミール・ヴァーレク/プラハ放送交響楽団(1993)
CD(PRAGA PR−250 049)

ヴァーレクのストラヴィンスキー
1.バレエ音楽「春の祭典」
2.バレエ音楽「ペトルーシュカ」(1947年版)

  ウラディミール・ヴァーレク指揮
   プラハ放送交響楽団
  スタニスラフ・ボグニア(ピアノ)(2)
   録音 1993年5月(1)
       1992年11月ライヴ(2)

 ウラディミール・ヴァーレクのストラヴィンスキーです。「春の祭典」はスタジオ録音です。
「春の祭典」は序奏のファゴットがきれいな響きを出しています。「春のきざし」は速いテンポで進みます。「誘拐」ではトランペットのフラッタータンギング、ホルンの強奏が見事です。「春のロンド」の迫力は素晴らしいです。「大地の踊り」も圧倒的な演奏です。第2部の「いけにえの賛美」は迫力ある演奏、打楽器のうまさ金管の強奏も素晴らしい。「祖先の呼び出し」ではティンパニの響きが凄いです。
 「ペトルーシュカ」は「ペトルーシュカの部屋」のピアノが大変きれいです。ライヴで聴いたら感動でしょう。「ムーア人の部屋」の演奏が面白いです。ピチカートも管楽器の響きも鮮やかです。トランペット・ソロも見事な演奏です。


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