「春の祭典」の演奏

ウラディミール・アシュケナージ/ベルリン・ドイツ交響楽団(1994)
CD(LONDON POCL−1614)

ストラヴィンスキー/バレエ作品集
1.バレエ音楽「春の祭典」(1911〜13)
2.バレエ・カンタータ「結婚」
  (1914〜16/23改訂)

  ガリーナ・ボイコ(ソプラノ)(2)
 マルガリータ・マルナ(メゾ・ソプラノ)(2)
  ルドヴィート・ルドゥア(テノール)(2)
  エギルス・シリンス(バス)(2)
  ケイト・ヒース(ピアノ)(2)
カースティン・ダヴィッドソン・ケリー(ピアノ)(2)
  ジニー・ストロ−ソン(ピアノ)(2)
  マイケル・ハスラム(ピアノ)(2)
  ウラディミール・アシュケナージ指揮
    ベルリン・ドイツ交響楽団
    1994年3月録音

 アシュケナージは「春の祭典」2台のピアノ版をガブリーロフと録音していました。こちらは指揮者としての演奏です。オーケストラの響きとしては打楽器にポイントを置いて、その重厚な響きを前面に出しています。「春のロンド」の地響きのようなティンパニ、大太鼓に圧倒されます。「いけにえの賛美」ではパーカッションのパワー炸裂です。バランスも絶妙です。圧巻といえます。「祖先の呼び出し」も同様で、かつてないティンパニの炸裂があります。
 「結婚」は4台のピアノが重要な役割をもち、4人のソリストと合唱によって演奏されます。


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