
ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番の演奏
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CD(PHILIPS PHCP-1804)
1.ブルッフ/ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調Op26
2. 〃 /スコットランド幻想曲Op46
諏訪内 晶子(ヴァイオリン)
サー・ネヴィル・マリナー指揮
アカデミー室内管弦楽団
録音 1996年7月9&10日
1990年のチャイコフスキーコンクールで優勝した諏訪内晶子のデビューアルバムです。ジュリアード音楽院で研鑽を積んで待望のデビューでした。
ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番は四大ヴァイオリン協奏曲と並んで人気の高い作品で録音も多いです。諏訪内の演奏は序奏のヴァイオリン・ソロが大変きれいな響きで重音もしっかりと厚い響きで申し分ありません。主部においても艶のあるヴァイオリンでよい響きです。マリナーのサポートも見事なものです。第2楽章は抒情的に歌うところが聴きどころです。中間部の主題も美しい。第3楽章の快活な主題も厚みのある響きが印象的です。第2主題の跳躍的なフレーズも素晴らしい。ここもマリナーの引き出すオーケストラの響きもまたいいものです。
スコットランド幻想曲はヴァイオリンとハープのための作品で序奏と4つの楽章で構成されています。ハープが入ることでオーケストラの響きが華やかになります。第1楽章のアダージョ・カンタービレはスコットランド民謡風でこの曲の最も美しい楽章と言っても良いでしょう。第2楽章のスケルツォはヴァイオリンの華やかな演奏が聴きもの、第3楽章はアンダンテ・ソステヌートはスコットランド民謡風の主題が美しく歌われます。第4楽章はアレグロ・クエリエロで快活な主題が歌われます。ハープも加わってこの曲の美しさが一層引き立ちます。 |
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